西田鍼灸整体院

酸素注入の意義

酸素不足の現代人

全ての細胞は酸素を必要とし、酸素なしでは数分も生きていけない。酸素はエネルギ一生成、栄養吸収、アルコール分解、スポーツで生じる乳酸の分解、免疫機能などの全てに関わり、まさに生命維持の上でー番重要な要素です。しかし、現代人は偏った食生活や運動不足で酸性化し、血流障害が起こっており、これが酸素不足を招き、さまざまな疾病の原因となっています。

細胞内の酸素は糖質をエネルギーに変換

人が筋肉を動かすためのエネルギーには、ATPと呼ばれる高エネルギー性の化合物が利用されます。ATPから1つのリン酸が離れADP（Adenosine Di-Phosphate：アデノシン2リン酸）に分解されるときに生じるエネルギーを利用し、筋収縮が行われています。特に有酸素系の運動においては、酸素と糖質をエネルギーとして代謝しているため、酸素が十分に供給されれば、このサイクルは良好に維持されることになります。

酸素が不足すると？

呼吸が浅い方は横隔膜がうまく動きづらく、酸素を十分に取り込めないため血液中の酸素濃度が低下し、筋肉が血行不良に陥り、十分な酸素が細胞に到着しないため細胞内の糖質は発酵し始め、連鎖反応を起こし、細胞にダメージを与えます。結果として疲労物質がたまり肩こりなどの痛みが発生します。また、表皮細胞中のコラーゲン、エラスチン及びヒアルロン酸も減少してしまうため、継続的な老化を引き起こし、しわや弾性の減少を招いてしまいます。